空気汚染物質と発生源
- 一酸化炭素:喫煙、自動車排気、燃焼器具
- 二酸化炭素:呼吸、燃焼器具
- 浮遊粉塵:たばこ、人の活動、外気
- 臭気:排水管、喫煙
- 窒素酸化物:燃焼器具、ガスストーブ
- オゾン:電気式空気清浄機、コピー機、レーザープリンター
- クリソタイル:断熱材の除去工事
- ラドン:土壌、岩石
- タール:たばこ煙
- アセトアルデヒド:加熱式煙草
- ホルムアルデヒド:ユリア樹脂系接着剤、パーティクルボード、家具、喫煙(コンクリートは発生源ではない。)
- エチルベンゼン:塗料
- キシレン:塗料の溶剤
- ベンゼン:溶剤、抽出剤
- トルエン:溶剤、希釈剤
- パラジクロロベンゼン:防虫剤
- ダイアジノン:防蟻剤
- クロルピリホス:防蟻剤
- フェノブカルブ:防蟻剤、殺虫剤
空気汚染物質と濃度、強さを示す単位について
- アセトアルデヒド:µg/m3
- 細菌・真菌:CFU/m3、cfu/m3
- アスベスト:本/L、f/cm3、f/L
- 浮遊粉塵:mg/m3、cpm
- ダニアレルゲン:mg/m3、ng/m3
- キシレン:µg/m3
- トルエン:µg/m3
- 放射能:Bq
- オゾン:µg/m3
- 二酸化窒素:ppb、ppm
- 二酸化硫黄:ppb、ppm
- パラジクロロベンゼン:µm/m3
ppmとppbの違いについて
- millionは100万、billionは10億
- ppmは100万分の1を表し、ppbは10億分の1を表す。

デキビル
用語と単位の組み合わせは、覚えただけ点数に繋がります。単位一覧のページも活用して暗記に役立ててください。
環境要素と測定法について
- オゾン:紫外線吸収法、化学発光法、検知管法、半導体法、吸光光度法
- 酸素:ガルバニ電池方式、ポーラログラフ方式
- 窒素酸化物:ザルツマン法、化学発光法
- 硫黄酸化物:溶液導電率法、紫外線蛍光法
- 二酸化炭素:検知管法、非分散型赤外線吸収法
- 一酸化炭素:検知管法、定電位電解法、ガスクロマトグラフ法
- アスベスト:光学顕微鏡法、電子顕微鏡法、X線回折分析法、赤外線吸収スペクトル法
- 浮遊真菌:衝突法、フィルタ法
- 微生物:免疫クロマトグラフ法、ATP法、核酸増幅法
- 花粉アレルゲン:エアロアレルゲン・イムノブロット法、表面プラズモン共鳴法
- ダニアレルゲン:酵素免疫測定法(エライザ法)
- 浮遊粉塵:光散乱法、圧電天秤法
- 臭気:オルファクトメータ法、官能試験法
- 換気量:トレーサガス減衰法
- 放射線:空間線量の測定には、シンチレーション検出器が用いられる。

デキビル
赤外線吸収法の一部を紫外線と変えた出題がされます。赤外線と紫外線の違いに注意しましょう。
浮遊粉塵の測定法
- 建築物環境衛生法の測定対象となる浮遊粉塵濃度は、粉塵の科学的組成を考慮することなく、相対沈降径が10µm以下の粒子を対象として、質量濃度で規定されている。
- 浮遊粉塵の測定法には、捕集測定法と浮遊測定法がある。
- 光散乱法は、浮遊測定法の一つである。
- デジタル粉塵計は、粉塵による散乱光の強さにより相対濃度を測定する。
- 建築物環境衛生管理基準に基づき、ローボリュームエアサンプラ法を用いる場合には、分粒装置を装着する必要がある。
- デジタル粉塵計の受光部などは経年劣化を生じることから、定期的に較正を行う。