重量衝撃音と軽量衝撃音
重量衝撃音
- 重量床衝撃音は、床躯体構造の質量や曲げ剛性を増加させることで軽減できる。
- 重量床衝撃音は、衝撃源自体の衝撃力が低周波数域に主な成分を含む。
- カーペットや畳などを敷いても、重量床衝撃音はほとんど軽減できない。
軽量衝撃音
- 床仕上げ材は、柔らかいほど軽量床衝撃音の減衰性能が向上する。
- 軽量床衝撃音は、床仕上げ材を柔らかくすることによって軽減できる。
- 軽量床衝撃音の衝撃源は、重量床衝撃音の衝撃源と比べて硬いことが多い。
床衝撃音レベル
- 床衝撃音レベルは、Lr値が小さい方が遮音性が高い。
- 床衝撃音に対する遮音等級は、値が小さいほど遮音性能が優れている。
- 床衝撃音に対しては、一般に学校よりもホテルの方が高い遮音性能が求められる。
床衝撃音レベル測定方法(簡易図)
床衝撃音レベルの遮音等級の求め方
デキビル
軽量衝撃音、重量衝撃音の特徴は重要ポイントです。軽量衝撃音か重量衝撃音かを選ぶ選択肢がよく出題されます。
音圧レベル差
音圧レベル差とは、2室間の遮音性能を表す値のことです。