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空気環境の調整

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空気調和設備(個別方式)について

個別方式の空調調和設備

  • 空気熱源ヒートポンプパッケージ
  • ウォールスルー型ユニット
  • 水熱源ヒートポンプパッケージ
  • ビル用マルチパッケージ

個別方式について

  • 個別方式空気調和機は、通常、外気処理装置が併用される。
  • 個別方式の代表的な空気調和機は、パッケージ型空気調和機である。
  • 個別方式の空気調和機は特殊なものを除き、通常、外気処理機能をもたない。
  • 個別方式の空気調和設備は、湿度管理が困難で冬期に低湿度状態になりがちである。

パッケージ型気調和機について

  • パッケージ型空気調和機は、蒸気圧縮冷凍サイクルの機器により構成される。
  • パッケージ型空調機は、蒸発器、圧縮機、凝縮器、膨張弁等によって構成される。
  • パッケージ型空気調和機の圧縮機の駆動源としては、電動機のほか、ガスエンジンもある。
  • パッケージ型空調機の冷房専用機は、凝縮器の冷却方式により水冷型空冷型に分類される。
  • パッケージ型空調機のうちヒートポンプ型は、採熱源によって水熱源と空気熱源に分類される。
  • 中央方式の空気調和設備と異なり、他の熱源設備を必要としない
  • 中央方式の外調機の導入が困難な場合には、室単位若しくはゾーン単位の外気導入が一般的である。
  • ビル用マルチパッケージは、インバータ制御が主流である。
  • 空気熱源方式のパッケージ型空気調和機では、室内において水損事故がない。
  • 暖房時には加湿不足になりやすいことから、加湿器を付加するなどの対策が取られる。
  • パッケージ型空調機は、通常は外気処理機能を持たないため、室内空気質確保のための対策が必要である。

個別方式の換気設備について(空気質確保のための対策)

  • 通常は外気処理能力を持たないため、外調機などの外気処理装置と併用するなどの対策が必要である。
  • パッケージ型空調機では外調機や全熱交換器などを併用して空気質の確保のための対策を行う。
  • 外気処理ユニットとは、冷媒直膨コイル、全熱交換器、加湿器、フィルタ等を組み込んだユニットである。
  • ヒートポンプデシカント調湿型外気処理装置では、暖房時において加湿時の相対湿度が達成可能かについては検討が必要である。(効果的な期待はできない。

ヒートポンプ方式について

  • 1台で温熱源と冷熱源を兼ねることができる。
  • 冷水と温水を同時に取り出せる機種がある。
  • 水熱源方式は、空気熱源方式に比べて、一般に成績係数が高い。
  • 電動冷凍機+ボイラ方式に比べて、夏冬の電力消費の差を小さくできる。
  • 電動機駆動ヒートポンプ方式は、電動冷凍機とボイラを組み合わせる方式に比べ夏期と冬期における電力使用量の変化が小さい。
  • 採熱源によって「水熱源ヒートポンプ」「空気熱源ヒートポンプ」に分類される。
  • 水熱源ヒートポンプ方式のパッケージ型空調機は、圧縮機を備えているため騒音に注意が必要である。
  • 空気熱源方式(室外機)の方が、水熱源方式(冷却塔)に比べて多く使われている。
  • 現在採用されているほとんどのものは、ヒートポンプ式冷暖房兼用機である。
  • ヒートポンプは、蒸気圧縮冷凍サイクルの凝縮潜熱を利用するものである。
  • ヒートポンプ方式は、地下水や工場排熱等の未利用エネルギーも活用することが出来る。
  • 分散設置の水熱源ヒートポンプ方式では、冷房運転と暖房運転を混在させることができる。
  • 分散設置ヒートポンプ方式は、冷房と暖房が混在する場合に熱回収運転を行うことができる。
  • 分散設置空気熱源方式のマルチ型では、1台の室外機に複数台の室内機が接続される。
  • 分散設置空気熱源方式ヒートポンプ方式では、インバーター制御によって容量制御する機種が増えてきたため、部分負荷効率が改善された。
  • 分散設置型空気熱源ヒートポンプ方式は、圧縮機のインバータ制御による比例制御が可能な機種が主流である。
  • 分散設置ヒートポンプ方式は、電動のもののほかにガスエンジン駆動のものがある。
  • ガスエンジンヒートポンプ方式は、エンジンの廃熱を回収して有効活用することができるので寒冷地の暖房熱源に適している。
  • ヒートポンプ方式には、ガスエンジン駆動のヒートポンプがあり、エンジン廃熱を暖房熱源に利用することが可能である。