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算定面積の計算問題

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算定面積の計算問題について

2021年清掃科目にて、初めて出題された分野の計算問題となります。

解法の手順としては、

  1. 1日当たりの廃棄物の発生量を計算する。
  2. 保管日数をふまえた総発生量を計算する。
  3. 保管容器(個数)がどれくらい必要か計算する。
  4. 保管容器のサイズ(㎡)から保管場所の算定面積を求める。

計算過程は難しいものではないため、手順を覚えてしまいましょう。

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2021年問題

建築物内の廃棄物保管場所の算定面積として、正しいものは次のうちどれか。

ただし、作業場の必要面積及び粗大ごみ・再利用物の管理面積は考えないものとする。延べ床面積:10,000㎡、廃棄物発生量:0.04kg/(㎡・日)、保管容器:10kg/個、保管容器一個は0.25㎡を占め、保管日数は2日とする。なお、保管容器は平積みとする。

(1)10㎡、(2)20㎡、(3)80㎡、(4)200㎡、(5)500㎡

解答方法

  1. 1㎡・1日当たりの廃棄物の発生量を計算する。
    • 0.04kg×10,000㎡=400kg

0.04kg/(㎡・日)とは「1㎡・1日毎に0.04kgの廃棄物が発生する」と読み解きます。

この問題では10,000㎡分を計算していきます。

  1. 保管日数をふまえた総発生量を計算する。
    • 400kg×2日=800kg
  2. 保管容器(個数)がどれくらい必要か計算する。
    • 容器1缶当たり10kgを保管することが出来る。
    • 800kg/10kg=80缶
  3. 保管容器1缶(㎡)から保管場所の算定面積を求める。
    • 0.25㎡(1缶)×80缶=20㎡

正解は選択肢(2)20㎡

「算定面積の計算問題」は以上となります。

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