この記事では「第二種電気工事士」試験を合格するためのおすすめ勉強法と参考書を紹介していきます。より合格に近づけるよう具体的で必要な情報を提供していきます。
筆記試験対策
初めての電気の勉強ではなにから手を付ければいいかわかりません。
- オームの法則ってなんだ・・・
- 電圧、電流ってなんだ・・・
- 過去問の計算問題が意味不明・・・etc
文字で読むだけではわからないことがたくさんあります。
そのため、始めて勉強をされる方には以下の参考書を手に取っていただきたいです。
すぃ~っと合格シリーズ(推薦:必須級)
2024年度版が発売されました!!(アマゾンでもベストセラー1位です。)
この参考書の良いところは、
- 出題傾向を解説したうえで、出題される順に本が構成されています。
- 解説の図も、どの参考書よりわかりやすく理解しやすいです。(イラスト多めです!!)
第二種電気工事士にはじめて挑戦される方は、こちらの参考書を読み進めることから始めるといいと思います。イラストや写真がカラーで掲載されており、章ごとにイメージしやすく、勉強に取り組みやすいです。なんとなく読み通すだけで試験範囲全体を漠然と把握することが出来ます。
様々な参考書を活用していましたが、最初からこの参考書を手に取っていればと後悔しています・・・。(それほどわかりやすく、初学者向けに構成されています!!)
更に!!
- 重要ポイントをまとめた小冊子も付属しています。
- 電子版も活用できます!!
大きい参考書を持ち歩く必要がなく、暗記ポイントをまとめた小冊子やスマホで電子書籍を活用できたりと、ちょっとした時間で目を通すことができるのは大変便利でした。利便性抜群です!!
細かい数字の暗記が必要な箇所や頻出項目等の暗記ポイントをまとめた小冊子は、超頻出の部分をまとめているため、次に紹介する過去問と小冊子だけの勉強だけでもかなり効果があると思います。
通勤電車の中ではいつも電子書籍を利用していました。試験前には通勤の往復で1周読み通していました。しかし、すい~っと掲載の過去問180問だけでは、確実に合格するためには問題量が足りないと思います。過去問は別に準備することをお勧めします。
筆記試験標準解答集(推薦:必須級)
こちらの過去問は過去10年分の解答と解説が掲載されています。
また、過去問題だけでなく筆記試験に必須の重要ポイントもまとめられています。
「すぃ~っと参考書」を読み進めつつ、過去問題10年分に取り組みましょう。
過去問10年分を取り組んでいると同じ出題点・同じ選択肢がたくさん出題されていることに気づきます。
こちらの過去問を繰り返し取り組み、頻出ポイントを「すぃ~っと参考書」と併せて理解することで知識を定着させることができます。
出題傾向も理解でき、小冊子・電子書籍をより活用することができます。
資格試験は過去問題を繰り返し、どのように出題されるか理解することが重要です。どのように出題されるか理解したうえで小冊子等の暗記部分を繰り返し取り組みます。小冊子、電子書籍のツールは最後まで活用できます。活用しないのはもったいないと思います。
筆記試験では最悪、計算問題を捨ててもその他の問題でカバーできると思います。しかし、簡単な計算問題の分野も複数出題されます。過去問を通していくつかの計算問題に対処できるようにしておきたいです。
技術試験対策
参考書(推薦:必須級)
技能試験は時間との戦いです。
事前に公表されている13問のうち1題が出題されます。
事前に各問題の含線図を書けるように練習し、本番当日に書き起こせるようにしておく必要があります。実技試験は40分なので、10分で複線図を書き起こし、30分で完成させる必要があります。
こちらの参考書を活用し、複線図の書き方、注意点を勉強していきましょう
技術試験は効率よく作成していかないと時間が足りない試験です。
個人的な効率の良い勉強方法は、
- 最初に公表問題ごとの複線図を書き起こせるようにし、
- 各部品ごとの施工ルールを守りつつ、時間内に仕上げれるようシミュレーションしておく。
です。
複線図の書き起こしを暗記し、仕上げるのに1週間ほどかかります。筆記試験が終わったら続けて技術試験に備えましょう。工具も作成効率を上げるのに役に立ちます。
工具(推薦:必須級)
この工具セットがあると技術試験を受けるのにかなり役立ちます。
特にワイヤーストリッパーが優秀です。
時間がない技術試験では、様々な工具を使い分けている時間がもったいないです。このHOZANワイヤーストリッパーはそれだけで、長さを測る、切る、剥ぐ等を行うことができます。工具を持ち替える必要なく作業ができます。限りある試験時間の中で準備すべき工具だと思います。
この工具セットは電気工事士技術試験向けに作られているのでその点も安心できます。
口コミも高評価です。電工ナイフや、ワイヤーストッリッパーを活用してもいいのですが、いくら使い込んだ工具であっても技術試験においては、HOZANの工具の方がベストだと思います。私は一電工を受験する際に買いなおしました。それくらいお勧めです。
事前シミュレーション(推薦:必須級)
部材一式↓↓↓
工具セットもあります↓↓↓
費用を押さえたい方はこちら↓↓↓
技術試験を時間内に完成させるには、試験までに実物のシミュレーションをしておく必要があります。
参考書を読めば各部品ごとの施工ルールを把握することはできますが、実際に触ってみると意外に難しいこともあります。また、実際に組み立てることで出てくる疑問点もあります。
1日にたくさんの公表問題をこなすのは大変です。配線の準備や、完成品の分解等で手が疲れたりします。直前に詰め込もうとすると全ての公表問題に取り組めなかったりするので、筆記試験が終わったら余裕をもって取り組んだほうが良いです。
以上が、第二種電気工事士試験のおすすめ勉強法となります。 (注意:購入の際は受験年度が正しいものかご確認ください。)
管理人の試験勉強時間(参考)
勉強時間:2か月ほど(80-100時間くらい)
感想:ゼロからの電気の勉強となったので下地を作るのに理解するのに苦労しました。しかし、電気とは関係のない表の暗記や数値から出題も多く、参考書や過去問から繰り返される問題の対処ができればそれなりに筆記試験はクリアできると思います。技術試験は時間ギリギリで完成させることができました。工具類をそろえていなければ時間切れになっていたと思います。