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2022年度ビル管試験 解答速報

試験の予備知識
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必ずお読みください。

  • この解答速報は管理人が個人的に作成したものであり、公式の解答を保証するものではありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任は負いかねますのでご了承ください。皆様の情報提供をもとに成り立っている解答速報です。
  • 気になるところがあればTwitterやお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。(解答速報作成期間中は、たくさんの情報提供があり返信ができない場合が多いです。いただいた情報は全てに目を通しており、順次根拠を確認し、解答速報に反映させていただきます。)
  • 試験直後は議論も浅く、解答変更が起こりますのでご承知おきください。また、議題にあがりそうな問題から優先して根拠を掲載していきます。昨年は試験3日後に最終解答(意見の分かれた問題除く)となりました。
  • 私自身、青本を活用しながら根拠も含めて更新を進めていきます!!
  • 解答速報のために連休を取得してきました。全力で対応させていただきますm(__)m

現在の状況

  • 2日でほぼすべての問題に根拠を添えることができ、企業様の解答速報(企業様解答速報も変更になる場合もございます。)と一致との情報をいただきました!たくさんのご協力ありがとうございました。お礼の連絡も多くいただき、本当に嬉しいです。
  • 7日以降は通常勤務になりますが、各種情報提供等があれば更新していきます。引き続きよろしくお願いいたします。

今後の動向

  • 受験体験記の記事を作成したく、皆様からの投稿をお待ちしています!!!

議論のあった問題

下記の問題では、複数の意見をいただきました。

89107180
議論中の問題

これらの問題は、(ある程度判断ができる状態でも)断定せず、個人的な『推し』という形で解答を添えておきました。各派の議論がしやすいよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

企業様の解答速報と一致はしましたが、『公式の解答がでるまで何が起こるかわからない』のがビル管試験です。あくまで目安としてご活用下さい。また、毎年、試験センターに問い合わせをするという方が見えられますが、連絡をしなくとも、問題に瑕疵があれば試験センターが自ら判断し、対応をしていただけると思います。

連絡の過多で解答がひっくり返ることはないと思いますので、心苦しいところではございますが、冷静なご対応のほどよろしくお願いいたします。

10/31 試験センターにて正答一覧が発表されました。

  • 8:3で確定(『推し』通り)
  • 9:4で確定(『推し』通り)
  • 107:解なし
  • 180:1で確定(『推し』通り)
  • 104:3及び5の複数回答(当サイトは『3』で解答)
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建築物衛生行政概論(異常な難化)

問1~10

  • 1:(4)
    • (4)青本にて環境行政は環境省が所管の記載を確認しました。
      • その中で「建築物における廃棄物の適正処理」も含まれていました。
      • いただいた情報でも廃棄物処理法の所管が環境省となっているのを確認しました。(東京建設業協会HP「アスベスト対策」のページ参照)
    • (4)環境省HPより、廃棄物の処理及び清掃に関する法律へのリンクあり。
    • (4)については環境大臣の文言があるとの情報あり。
    • (1)(2)(3)(5)については法令条文内に厚生労働大臣の文言があるとの情報あり。
  • 2:(5)
    • 正しくは「知事」が指定するのではなく「厚生労働大臣」が指定する。
    • 登録業者等の団体の指定に情報あり。
  • 3:(4)水族館
  • 4:(2)消去法
  • 5:(3)保育施設・社会福祉施設は含まれない。
    • 老人デイサービスセンターは「社会福祉施設」に含まれるようでした。(厚生労働省「社会福祉施設」資料参照)
  • 6:(1)一部でもその用途のために使用されるに至った時にその年月日を記載する。
  • 7:(1)消去法
    • なお(2)(3)については青本にて同様の記載を確認した。
  • 8:(3)(5)(個人的には(3)推しですが、各派の意見を掲載しています。)
    • 試験センター正答一覧にて『3』で確定しました。
    • 正しい選択肢を選ぶ問題
    • (3)選択肢のまま『雑用水を散水、水景、清掃に使用する場合は、し尿を含む水を原水として用いないこととし、pH値、臭気、外観、大腸菌、濁度について、基準に適合すること。』と青本に記載あり。
      • (3)塩素の項目がないため、正しくないのではないかという意見があります。
      • 平成14年『建築物環境衛生管理基準改正』を確認してみると、選択肢の内容が記載されております。残塩については、別段で記載されております。問題の選択肢に残塩の記載がないからといって、残塩は測らないという意味にはならないという意見があります。
    • (2)原水にし尿を含む場合は、トイレ洗浄水にのみに使用することが出来る。
      • 東京都健康安全センター「雑用水管理」参照
    • (5)『ただちに給水を停止し、かつ、その雑用水を使用することが危険である旨を関係者に周知する。』と青本には記載あり。順番的には『停止』⇒『周知』の記載。
      • 厚生労働省「建築物環境衛生管理基準について(雑用水の管理)」においては、『給水停止及び関係者への周知(措置回数は直ちに)』と記載されているため、順番の記載はなく、この選択肢も正解であるという意見があります。
      • 厚生労働省の内容でも、意味合い的には、給水停止と同時に周知(停止⇒周知)ともとれるため、やはり選択肢の『その後』は不適切であるという意見もあります。
  • 9:(2)(4)(個人的には(4)推しですが、各派の意見を掲載しています。)
    • (2)ではないかという意見もあり。(意見募集しています。)
      • 定期清掃は6か月に1回ですが、沈殿物の清掃等は1か月に1回であるとの意見があります。(地方公共団体等のHPを見てみると期間が短いものが多いです。)
      • 名古屋市HP「排水の管理」にてグリストラップの清掃回数が『6か月以内ごとに1回』という記載があるため正しい選択肢ではないかという意見があります。(点検回数は7日以内に1回)
      • 問題文が『建築物環境衛生管理基準に基づく』と記載があるため、実務上ではなく、管理基準上に記載のある『排水設備の清掃を6か月以内ごとに1回』に該当するため正しい選択肢でないかという意見があります。
      • あくまで指導要綱において短く示されているのであって、この問題においては『建築物環境衛生管理基準に基づく』基準で6か月以内というのは正しいという意見があります。
  • 10:(2)消去法

問11~20

  • 11:(3)青本にて確認。
    • 統括管理者の欄の「人的要件・監督者等」参照(左右のページで罫線がずれていてわかりにくいですが(3)以外が掲載されています。)
  • 12:(5)変更届出書で確認しました。
  • 13:(4)建築物衛生法第7条の15・2項に記載あり。

前項の規定により立入検査を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があつたときは、これを提示しなければならない。

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(報告、検査等)第七条の十五2 参照
  • 14:(5)
    • 疾病の予防は学校医(「学校医の職務執行の準則」第二十二条六 参照)

 学校保健計画及び学校安全計画の立案に参与すること。

 第一条の環境衛生検査に従事すること。

 学校の環境衛生の維持及び改善に関し、必要な指導及び助言を行うこと。

学校保健安全法施行規則第二十四条 学校薬剤師の職務執行の準則(学校薬剤師の職務執行の準則) 参照
  • 15:(3)
    • 地域保健法第3章第5条において、厚生労働大臣の承認の記載なしとの情報あり。

都道府県は、前項の規定により保健所を設置する場合においては、保健医療に係る施策と社会福祉に係る施策との有機的な連携を図るため、医療法(昭和23年法律第205号)第30条の4第2項第14号に規定する区域及び介護保険法(平成9年法律第123号)第118条第2項第1号に規定する区域を参酌して、保健所の所管区域を設定しなければならない。

地域保健法第3章保健所第5条2 参照
  • 16:(1)当該公共下水道の排水区域内の土地の所有者、使用者又は占有者が設置する。
    • (1)下水道法第二章 第十条(排水設備の設置等)
    • (2)下水道法第二章 第七条(構造の基準)
    • (3)下水道法第二章 第三条2(管理)
    • (4)下水道法第一章 第二条1(用語の定義)
    • (5)下水道法第二章 第四条(事業計画の策定)
  • 17:(2)
  • 18:(5)東京都環境局のHP「大気汚染環境基準」参照
  • 19:(5)事務室においては、作業環境測定士についての記載はなかった。
  • 20:(2)行政機関の庁舎は第一種施設
    • 「健康増進法の一部を改正する法律(平成30年法律第78号)概要」参照
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建築物の環境衛生

問21~30

  • 21:(5)放射線は物理的要因
  • 22:(4)内容が白血球
  • 23:(1)
    • 集団の反応率と有害物への曝露量との関係を、量-反応関係という。
    • 個体への影響と有害物への曝露量との関係を、量-影響関係という。
  • 24:(4)熱放射も考慮すると修正有効温度にあたる。
  • 25:(2)睡眠時のエネルギー消費量は基礎代謝の95%程度
  • 26:(4)低体温症の診断は直腸温を測定する。
  • 27:(5)塗装の剥離は低湿度で起きやすくなる。
  • 28:(3)意識障害・けいれんは酸素濃度10%以下で起こる。
  • 29:(5)
  • 30:(5)古い建物には、防火のために石綿が使用されている。(残っている。)

問31~40

  • 31:(2)学校環境衛生基準1,500ppm=0.15%
  • 32:(5)過敏性肺炎の原因は粉じんや特定の細菌、真菌との情報あり。
    • 過敏性肺炎:有機粉じんの吸入とリンパ球の浸潤を病理学的特徴とする肺の疾患
      • 原因は好熱性放線菌が多いが、真菌や原虫の場合もあると記載あり。
    • 二酸化硫黄:特有の刺激臭、粘膜刺激作用、咳、咽頭痛、喘息等、目の刺激症状、呼吸困難、死亡の記載は確認できた。
    • 四日市ぜんそくは亜硫酸ガス(二酸化硫黄)が原因とされているが、症状の中で肺炎を確認することはできず。(四日市ぜんそくwiki参照)
    • レジオネラ症は慢性影響に対して、不適切選択肢として出題されたことがあります。
      • 青本にて急性影響の記載を確認しました。
  • 33:(1)鼓膜は中耳
  • 34:(4)
  • 聴力レベルの平均値と4,000Hzの聴力レベルとが、ともに30dB未満の人が聴力正常者とみなされる(マイナス側が聴力が良いことを指します。)⇒(4)は20dBなので聴力正常者
  • 35:(3)
    • (5)屋外地面上より建築物内床面の方振動レベルの方が高くなる。と青本に記載あり。
  • 36:(2)赤・青・緑に反応
  • 37:(3)画面の上端は眼の高さまで(ガイドライン参照)
    • (3)厚生労働省資料「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(平成14年 4 月 5 日)」参照
      • ディスプレイは、その画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにすることが望ましい。
  • 38:(5)周波数が多くなると、波長が短くなる。
  • 39:(2)ビタミンDの形成には『紫外線』が必須であると記載あり。
  • 40:(4)人体の水分量は50~70% 
    • 75kgの70%=52.5kg
    • 75kgの50%=37.5kg

問41~45

  • 41:(4)環境省水俣尿情報センター「水俣病と水銀について」参照
  • 42:(1)
  • 43:(3)
  • 44:(1)厚生労働省HP「マイコプラズマ肺炎に関するQ&A」参照
    • 患者の咳のしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。
  • 45:(3)次亜塩素酸ナトリウム「細菌やウィルスには有効であるが芽胞には無効」と記載あり。

空気環境の調整

問46~55

  • 46:(3)一般に、密度が大きい材料ほど、熱伝導率は大きくなる。(過去、出題あり)
  • 47:(4)絶対湿度が上昇すると露点温度は上昇する。(「空気線図」で確認ください。)
  • 48:(1)
  • 49:(2)
    • 1/0.4×(3×3×6)×(■-10)=1620
    • ■=22
  • 50:(4)風力換気の換気力は「風圧係数に比例」する。
  • 51:(3)消去法:
  • 52:(1)
  • 53:(2)不適率が高いのは相対湿度、二酸化炭素。気流は不適率低い。
  • 54:(3)第二種換気は、機械給気と自然排気である。
  • 55:(5)オゾンはコピー機、レーザープリンタ等の高電圧を利用している機器から発生する。

問56~65

  • 56:(1)ホルムアルデヒドの特性
    • 常温では可燃性の無色の気体。
    • 水やアルコール等に溶けやすい。
    • 発がん性あり。
  • 57:(3)幾何相当径は円等価径・定方向径がある。
  • 58:(1)過去にそのままの選択肢で不適切選択肢であったと情報あり。(正しくは花粉やダニ)
  • 59:(5)たばこ煙。「エアロゾル粒子とその粒径範囲」の表にて確認。
  • 60:(5)ファンコイルユニットは外気取入に課題がある。
  • 61:(1)「空調熱負荷の構成要素と分類」にて確認。
  • 62:(1)蒸気加湿であればほぼ乾球温度一定の変化とみなしても問題はない。の記載を確認。
    • (2)適当である。気化式加湿については2015年問62にて出題あり。
  • 63:(5)消去法
    • (5)デフロスト運転は、暖房時に起こる事象との情報あり。
    • (4)については冷暖房同時型の商品がありました。
    • (1)(2)(3)は記載を確認しました。
  • 64:(2)
    • 乾球温度:差が22(1/5が4.4)、22ー(4.4×2)=13.2
    • エンタル:差が35(1/5が7)、39ー(7×2)=25
  • 65:(3)消去法
    • (1)除湿量は、再生空気の相対湿度によって決まると記載あり。
    • (2)放射冷暖房システムの結露対策としても注目されると記載あり。
    • (4)2ロータ方式において再生熱交換器は、排気側に設置してある図を確認。
    • (5)デシカント方式は潜熱と顕熱を分離処理して制御できると記載あり。

問66~75

  • 66:(5)当サイト「蒸気圧縮冷凍サイクル(モリエル線図)」参照
  • 67:(3)
    • HFC32、HFC125、HFC134a、HFC245faのオゾン破壊係数(ODP)「0」を確認。
  • 68:(1)電力需要を主とし、熱需要を従とした運転では、注意を注意を要すると記載あり。(一部表現省略)
  • 69:(5)当サイト「密閉式冷却塔」参照
  • 70:(2)ファンコイルユニットは、送風機、熱交換器(空気冷却器、加熱器)、エアフィルタ、ケーシングで構成されている。
  • 71:(1)静止型の説明
  • 72:(5)水道水で可
  • 73:(1)
    • (2)軸流吹出口は、拡散角度小さく、到達距離長い。
    • (3)線状吹出口は、主にペリメータ負荷処理用である。
    • (4)面状吹出口は、放射冷暖房効果も狙える。
    • (5)なかには角度調整ができないものもある。(つまり調整できる。)
  • 74:(4)
  • 75:(2)青本の記載を確認。
    • HEPAフィルタ:定格風量で0.3µmの粒子に対して
    • ULPAフィルタ:定格風量で0.15µmの粒子に対して

問76~85

  • 76:(2)高温水配管:120~180℃
  • 77:(3)NPSHはキャビテーションを考える場合の指標
  • 78:(4)2015年問82で臭気の問題あり。
  • 79:(2)
  • 80:(3)シンチレーションカウンターは放射線測定器
  • 81:(2)予防保全は、故障発生前に計画的に修理・交換する方法である。
  • 82:(4)
    • 外気量低下:夏期の暖かい外気量減る⇒室内温度低下
    • 外気量上昇:夏期の暖かい外気量増える⇒冷えにくく、室内温度上昇
  • 83:(2)消去法
  • 84:(5)間欠的で非周期的なのは、人の歩行による振動。
  • 85:(3)80ーX=20+10log(20/10)=20+10log2=23 X=57
    • logは未検証です。。。

問86~90

  • 86:(4)
  • 87:(2)暗騒音が小さい時間帯に測定する。
  • 88:(1)照度は単位面積当たりに入射する光束である。
  • 89:(4)点光源から発する光による照度は、光源からの距離の2乗に反比例する。と過去に出題あり。
  • 90:(5)100,000×0.87=87,000