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よくある質問(FAQ)

試験の予備知識
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ビル管試験に関するFAQを作成しました。

いつから勉強を始めるのがよいか。

一般的に合格目安と言われているのが300時間です。

  • 1日1時間の勉強では10か月かかります→年明けから始めるのが良いと思います。
  • 1日2時間の勉強では5か月かかります→5月頃から始めるのが良いと思います。

受験年度や試験の問題次第では短期集中(2か月程度)で合格することは可能ですが、かなり要領よく勉強をこなす必要があります。働きながらではなかなか勉強する時間が取れないと思われます。

そのため余裕をもって取り組むことをお勧めしています。
このサイトでは年明けからアクセスや問い合わせが急増しています。

どの科目からはじめるのがいいのか。

科目の勉強順は特に意識することはありませんが、
自分の得意そうな科目(清掃に従事していれば清掃科目等)があれば好きなところから初めていいと思います。

特にこだわりがないのであれば最初から取り組んで問題ないです。

おすすめ勉強法は?

私は下記の勉強法でかなり余裕をもって合格することが出来ました。

また、

受験体験記では多くの方の受験体験を掲載していますので、なかには自分に合った勉強法があるかもしれません。

皆様のご協力に感謝ですm(__)m

近年の試験傾向について教えてほしい。

ビル管試験の合格率や近年の傾向は必ず押さえたほうが良いです。

こちらの記事「①ビル管試験の合格率(2022年版)」から読み進め、「⑤不合格の原因」までの5つの記事を読むことで近年の試験傾向が分かるようになります。

「空気環境の調整」や「給水及び排水の管理」の科目が苦手である。

ある程度ビル設備員としての経験がある方であれば、一通りの設備機器の仕組みや保守作業を目にしていると思います。しかし、そうでない場合なかなか過去問の解説を読んでみてもピンとこないと思います。

そんな時におすすめしているのが、

の参考書です。
この参考書はビル管試験の勉強を始める際の入門書として大変優秀であると思います。
各科目の重要ポイントが非常に分かりやすくイラスト多めで構成されています。

過去問に取り組む前に軽く参考書を読むことをお勧めしています。(過去問での挫折を防ぎます。)
参考書のいいところは設備関連の基礎的な知識とビル管試験で出題される重要ポイントが一冊にまとまっているところです。ただし、参考書だけでは問題量が足りないため、過去問も勉強する必要があります。

この参考書でなくとも本屋にはたくさんの参考書がありますので、まずは一冊読みやすそうなものを手に取ってみてほしいです。

過去問の解説で挫折します。

販売されている過去問はかなり丁寧に解説されているものが多いです。

正直なところ、そこまで理解する必要がないと思われる部分も補足されていることがあります。
今後出題が予想される関連分野も補足されていることが多いです。(難問対策やプラスアルファの勉強には非常に心強い情報量です。)

そのためどこまで理解する必要があるのかわからず挫折している印象です。

その場合は、割り切って選択肢と最低限の解説を流し読みしてしまえばいいと思っています。
ビル管試験の問題は過去問準拠であることが多いため、解説を読み込むより問題の選択肢(と最低限の解説)を覚えてしまった方が点数に繋がることが多いです。

そういうものか~と初回はまず読み進めてみると同じ選択肢を何度も目にすると思います。
つまり2年分3年分・・・6年分と進めていくうちに読み進める時間も必要な暗記量も軽減されてきます。

具体的な優先度としては、

過去問6~8年分の選択肢(&最低限の解説部分)プラスアルファの解説部分

の優先度順に周回を重ねるごとに肉付けをしていくのがいいかと思います。

過去問で一番苦しいのは初めて取り組む初年度の1年分です。
最初からその分野の問題を関連分野含めて完璧にする必要はないのです。

また、過去問に取り組む前に軽く参考書を読み通しておくと全体のボリューム感や基礎の部分を押さえることが出来るので挫折防止となるかと思います。

苦手分野は捨て問してもいいですか?

ビル管試験は足切り制度があるため、どの科目も必要最低限は勉強しなければいけません。
そのため苦手分野だからと言って捨て問にするかどうかの判断はごく一部に限定するべきです。

上記でも解説しましたが、ビル管試験の多くは過去問から出題されています。
苦手分野の問題は、最低限の選択肢の暗記で対処できることも十分にあり得ます。

科目によっては、得手不得手とは関係のない、過去に出題されてこなかった問題(難問)が多く出題されます。そのような問題と比べると苦手分野の問題は少しの対策で得点源になり得るので捨て問はお勧めしていません。

捨て問してもいいごく一部の問題:いままでに1回しか出題されていない分野の問題
毎年出題される問題(計算問題含む)は苦手分野でも最低限は取り組んでおくべきです。

最初から計算問題を諦めている方

「計算問題は難しい・・・」は先入観です。

ほとんどの場合は、値を変えただけの簡単な計算問題ばかりです。

当サイトを活用して計算問題を克服した報告を多数いただいております。

解説を読んでもわからない分野がある場合

過去問や参考書の解説が全てではありません。

ほかの参考書やWEB検索でわかりやすく解説されている場合があります。

設備の仕組み関連はYOUTUBEの動画で動いているものを観てみるとわかりやすかったりします。

空調機、熱交換器、ヒートパイプ、冷凍サイクル、吸収式冷凍機などの従事していないとわかりにくいものは、企業のHPで仕組みが動画公開されていることが多くかなり役立ちます。(私は吸収式冷凍機の仕組みが理解できず、色んな企業のHPを閲覧しました。)

このサイトだけで合格することはできますか?

合格を確証することはできませんが、

過去問ベースで作成されるビル管試験の選択肢をまとめたサイトとなるので、すべての事項を暗記することが出来れば最小限の勉強量(最大限の効率化)でかなりいいラインには行けるのではないかと思っています。

受験体験記でも、勉強していなかった科目を当サイトを使って合格することが出来たという報告をいただいています。

しかし、個人的には当サイトだけではなく、他の参考書やWEBを併用して様々な情報を目にしておいた方がより合格することに繋がるのではないかと感じています。

改正情報にも力を入れています↓↓↓

どこよりも有益なサイトとなるよう更新していく予定です。

殺虫剤の名称が覚えられません。

殺虫剤の分野では横文字の似たようなものがたくさんでてきます。
このような場合は、正式名称を全部完璧に覚える必要はありません。

私は、一部の名称だけを覚えていました。(以下に例を挙げてみました。)

食毒剤

  • ホウ酸、フィプロニル、ヒドラメチルノン
    • 覚え方:ホウ酸、フィドラ

表皮形成阻害剤

  • ジフルベンズロン
    • 覚え方:ジフ(皮膚=表皮)

幼若ホルモン様化合物

  • メトプレン、ピリプロキシフェン
    • 覚え方:ホルモン=メトピリ(目がピリッ)

上記は自分が暗記しやすいように工夫したものです。(他の人から見たら意味不明ですね・・・)

殺虫剤にかかわらずビル管試験は記述式ではないので覚えやすいよう工夫するといいかもしれません。

不安である。

試験前は誰しもが不安を感じてしまいます。
ある程度仕方ない部分もありますが、気分が落ち込んでしまうのであれば気分転換も必要です。

私も、近年の傾向を踏まえつつ対策に重点を置いてもなお「建築物の構造概論」で落ちてしまうのではないかと悩んでいました。

努力ではどうにもできない問題が多く出る科目のため気が気でなかったです。
解答速報が出るまで不安だったことを覚えています。

不安はどなたも感じます。
その中で近年の試験傾向や受験体験記で予備知識を蓄え、自分にあった勉強法で試験に向けて準備して行きましょう。

受かるまで挑戦を続ければいいし、勉強した知識は普段の業務で役立っているはずです。
しわくちゃの参考書を振り返り、努力してきた部分をプラスに考えていきましょう。

過去問を何度も周回してます。このまま合格できますか?

過去問6~8年分全ての選択肢を判別できるようであれば、かなりの確率で高得点が取れると思います。ただし、

の記事でも紹介をしていますが、

  • △:過去問で選択肢を絞れるが、出題が細かく解答が少し難しい問題。
  • ✕:はじめての出題分野・形式の問題。(根拠資料が「青本」であることが多い。)

も出題されるため、あくまで過去に出てきた問題に対しての正答率が上がっているだけの可能性もあります。曖昧な部分や苦手な分野をより仕上げていくと良いと思います。

通信講座はどう感じていますか?

私は通信講座の利用はしていないのでわかりません。
利用していた知人に聞いてみたところ「お金を払って己にプレッシャーをかける面ではよかった」と話していました。教材を参考書代わりに使っていたそうです。

基礎知識が乏しい場合、通信講座を申し込んだほうがいいの?

過去問を解き始め、挫折を感じている方に多く見られます。

安心してください。初見で全然解けないからといって、基礎知識がないわけではありません。
ほかの資格試験でもいきなり過去問を解いて正解できる問題はほぼないですよね?大丈夫です。

上位資格とされるビル管試験なら尚更解けるわけありません。

合格者であり、ビル管の情報をまとめている私ですら今受けても50%のラインはいかないと思います。基礎知識の部分で不安に感じることはありせん。

何度も言います。基礎知識があってもなくても初見で解ける問題なんてほぼないです。
「基礎知識がない=通信講座に申し込む」は極論だと思います。この点は断言します。

仮に設備に関する知識がない(超初心者)としても何ら問題ありません。
基礎知識を勉強できる参考書はたくさんあります。
むしろ本屋で自分に合いそうな参考書を見るほうがいい場合もあります。

通信講座を否定する意図はありません。

「基礎知識がない=通信講座」ではなく、資料を取寄せて自分に合っていると感じたら申し込めばいいだけです。市販の参考書があわなくても、通信講座の教材や動画視聴が自分に合っていたということは十分にあり得ます。

以上がビル管試験に関するFAQとなります。

質問事項が増えたらまた整理して追加していきたいと思います。

質問・相談はこちらから投稿ください。