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給水及び排水の管理

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貯湯槽について

  • 電気温水器は、加熱能力と貯湯容量を有している加熱装置である。
  • 電気温水器の貯湯量は、60-480L程度である。
  • 貯蔵式湯沸し器は、90℃以上の高温水が得られ、飲用として利用される。
  • 貯湯槽の安全装置として、逃がし管の代わりに逃し弁を設けてもよい。
  • 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1-2時間分を目安に加熱能力とのバランスから決定する。
  • 貯湯槽の容量が小さいと、加熱装置の発停が多くなる。

貯湯槽の保守管理について

  • 毎日貯湯槽の外観点検を行い、漏れや周囲の配管の状態を確認する。
  • 定期に貯湯槽の外観検査を行い、漏れや周囲の配管の状態を確認する。
  • 貯湯槽は定期的に底部の滞留水の排出を行う。
  • 開放式の貯湯槽において、外部からの汚染の経路となりやすいマンホールの気密性、オーバーフロー管の防虫網の完全性を点検する。
  • 流電陽極式電気防食が施されている場合は、犠牲陽極の腐食状況を調べる。
  • 流電陽極式電気防食では、犠牲陽極が消耗するため取り換えが必要である。
  • 外部電極式電気防食では犠牲陽極の取り換えは不要である。
  • 外部電源式電気防食が施されている場合は、定期的な電極の取り換えは不要である。
  • SUS444製の貯湯槽には、電気防食をしてはいけない
  • 使用していない貯湯槽の水は、停滞水の防止のため抜いておく。
  • 貯湯槽が複数ある場合は、停滞水の防止のため、使用しない貯湯槽の水は抜いておく。
  • 休止中の貯湯槽を再開するときは、点検、清掃を行い、給湯系統内が設定温度になるまで加熱してから使用する。
デキビル
デキビル

流電陽極式電気防食は犠牲陽極の取り換えが必要であり、外部電極式電気防食は外部電源でまかなっているため犠牲陽極の取り換えは不要です。