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含水率の計算問題

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含水率の計算問題

含水率の計算問題では(%)について理解することが重要です。

  1. 固形分と水分の容積をそれぞれ算出する。
  2. 混合後の含水率(または固形分)を求めているのか、混合後の全体容積を求めているのか確認する。

に注意しながら、解答していきます。

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2018年問題

含水率98%の汚泥5㎥と、含水率96%の汚泥15㎥を混合したときの含水率を求めよ。

含水率98%の汚泥5㎥とは、

  • 汚泥5㎥の98%=4.9㎥が水分
  • 汚泥5㎥の2%=0.1㎥が固形分

含水率96%の汚泥15㎥とは、

  • 汚泥15㎥の96%=14.4㎥が水分
  • 汚泥15㎥の4%=0.6㎥が固形分

混合したあとの含水率は

  • 混合後の汚泥の量(全体の量):5㎥+15㎥=20㎥
  • 混合後の水分の量:4.9㎥+14.4㎥=19.3㎥
  • 19.3㎥/20㎥×100(%)=96.5%
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2015年問題

水分99.0%の汚泥12㎥を水分98.0%に濃縮した場合、濃縮後の汚泥容積を求めよ。

水分99%の汚泥12㎥とは、

  • 汚泥12㎥の99%=11.88㎥が水分
  • 汚泥12㎥の1%=0.12㎥が固形分

水分99%の汚泥12㎥を水分98%に濃縮するとは、

  1. 汚泥12㎥の1%を占めていた0.12㎥の固形分が、濃縮後2%分になるということ。
  2. 2%を50倍すると100%(全体の汚泥容積)になることから、
  3. 全体の汚泥容積は、0.12㎥×50=6㎥

「含水率の計算問題」は以上となります。

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