廃棄物について
ごみの処理
- ごみは、排出抑制を前提に分別、保管、収集、運搬、再生、中間処理、最終処分により処理される。
- 排出抑制
- 分別
- 発生・排出元であらかじめ区分することであり、再生(リサイクル)を進めるうえで重要となる。
- 保管
- 次の処理過程に移るまでの間、一時的に保管することであり、衛生害虫の発生防止などに留意する。
- 収集・運搬
- 再生(リサイクル)
- 主にごみを再び製品の原料などの有用物として資源化することである。
- 集団回収
- 中間処理
- ごみを物理的、化学的または生物学的な手段によって、生活環境保全上の支障を生じさせないように、焼却、粉砕・圧縮、選別、堆肥化、熱分解、溶融などの中間処理が行われる。目的として無害化に加えて、資源化、減量化、減容化、安定化があげられる。
- 最終処分
中間処理技術の概要(主目的)
| 資源化 | 減量化 | 減容化 | 安定化 |
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焼却施設 | | ○ | ○ | |
焼却施設(温水利用) | | ○ | ○ | |
焼却施設(発電等) | ○ | ○ | ○ | |
ごみ溶融施設 | | ○ | | |
焼却残さ溶融施設 | | | ○ | ○ |
リサイクルプラザセンター | ○ | ○ | | |
粗大ごみ処理施設 | | | ○ | |
高速堆肥化施設 | ○ | | | |
ごみ燃料化施設 | ○ | ○ | ○ | |
熱分解ガス化・油化施設 | ○ | | | ○ |
廃プラスチック減容施設 | | | ○ | |
廃棄物の区分
- 廃棄物
- 家庭系廃棄物
- 事業系廃棄物
- 事業系一般廃棄物→一般廃棄物へ
- 産業廃棄物
- 特別管理産業廃棄物