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清掃

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評価について

  • 点検は、インスペクション実施計画に従って実施する。
    • 準備において、具体的に評価範囲を決め、インスペクションを行うための実施計画を立案する。
    • 品質評価は、自らがセルフインスペクションを行い、要求品質とのギャップを確認することである。
    • 同一の仕様であっても出来栄えに相当の違いが出てくるので、品質評価が重要である。
  • 評価者は、業務に精通していることが望ましい。
  • 評価方法には、測定機器(光沢度計等)を使用する検査と、目視等による官能検査がある。
    • 測定機器を使う方法もあるが、主に目視で行う。
    • 目視により、汚れが酷い箇所を利用者目線で行う。
  • 作業計画及び作業手順書の内容並びにこれらに基づく清掃作業の実施状況について、3か月以内ごとに1回、定期に点検し、必要に応じ、適切な措置を講ずること。(黄色の箇所が選択問題として出題されました。)
    • 責任者による評価:1月に1回
    • 管理者による評価:3か月に1回
  • 改善箇所の再点検、再評価を行う。
    • 評価において、品質の良否に限定せず、どの程度の改善が必要であるか分析、判断する。
    • 作業の改善点は、仕様書や作業基準表に限定せず、建物全体の衛生性に着目して見だす必要がある。
    • 改善が必要な場合は、評価者が責任者に指示をする。(作業者に指示とあったら不適切選択肢です。)
    • 再点検において、改善されていない場合は、その理由を明らかにして、事後処理をする。
    • 再点検の結果をもとに、改善について再評価を実施する。
デキビル
デキビル

管理者による評価は3か月に1回行われます。同じ意味として4半期に1回3月に1回という表現があります。同じ意味ですので注意しましょう。

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ほこりの清掃方法

おがくずを使った方法

  • 水を含ませ埃を掃きとる。埃の付着効果が大きい。建材が水で汚れる恐れあり。

ダストコントロール法

  • 粘度の低い油を含ませた布で拭きとる。油の付着の恐れあり。埃以外はとれない。

ダストクロス法

  • 不織布で静電気を利用して埃を付着させる方法。
デキビル
デキビル

現在はダクトクロス法を用いた清掃が主流です。

建材の汚れについて

  • 疎水性の建材には、油溶性物質が付着しやすい。
    • 耐水性、疎水性、不浸透性(水が浸み込まない)の建材は水が使えるため、清掃しやすい。
  • 汚れは、平滑緻密な表面には付着しにくく、付着しても除去しやすいが、凸凹が多くて粗い表面には付着しやすく、付着すると除去しにくい。
    • 汚れは平滑緻密(ツルツル)な表面には付着しにくい。
    • 凸凹な素材は汚れやすく、清掃しにくい。
  • 汚れが内部にしみ込みやすい吸水性の床材や、汚れの付着によって錆やカビ等の変質を生じやすいものは後の処理が困難である。
    • 汚れが浸み込みやすいと清掃しにくい。(内部の汚れは取りにくい)
  • かさ高固着物はパテナイフなどの物理的な力で除去する。
  • 湿ったタオルに汚ればつけば、水溶性の汚れである。
  • シール剤や床維持剤の塗布により、汚れの予防効果が得られる。
  • プラスチック製品の汚れは静電気で付着している。

埃の発生について

  • 現代の建物は気密性が高いため、窓の隙間から埃は侵入せず、人の移動に伴う土埃が多い。
    • 綿埃ではなく土埃が多い。
  • 予防には、発生防止と侵入防止の対策がある。
    • 発生防止:内装材を摩耗しにくいものにする。
    • 侵入防止:エアカーテンの設置・扉を自動開閉式、回転式とする・入口に前室を設置
デキビル
デキビル

発生防止と侵入防止を混ぜた選択肢で出題されます。