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第一種電気工事士:試験対策

資格チャレンジ
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この記事では「第一種電気工事士」試験を合格するためのおすすめ勉強法と参考書を紹介していきます。より合格に近づけるよう具体的で必要な情報を提供していきます。

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筆記試験対策

まず筆記試験を受験するにあたり、試験問題の構成と合格するための目安を確認します。

第一種電気工事士の筆記試験は、

  • 1~10問目あたり:計算問題
  • 11~40問目:一般問題
  • 41~50問目:配線図問題

の構成で出題されることが多いです。

勉強の手始めに過去問に取り掛かってしまうと

序盤の計算問題で圧倒されてしまう可能性があります。

しかし、

計算問題を捨てたとしても残りの40問で30問正解できてしまえば筆記試験を突破することが出来ます。この点は重要だと思います。

デキビル
デキビル

正直なところ計算問題の優先順位は低いと個人的に思っています。

計算問題に苦手意識があっても筆記試験は突破することが可能です。

私は、計算問題を直前に詰め込んだ状態でも45/50点で筆記試験をクリアしています。それだけ11~50問目は解きやすい問題が多いです。例年同じような問題が出題されています。

次に紹介する参考書は、特に重点箇所の暗記に適している参考書となります。

すい~っと合格シリーズ:(推薦:必須級)

2024年版が発売されました↓↓↓

この参考書の良いところは、

  • 出題傾向を解説したうえで、出題される順で構成されています。
  • 解説の図もどの参考書よりわかりやすく理解しやすいです。(カラーイラスト多いです!!)

更に!!

  • 暗記ポイントをまとめた「丸暗記ボード」が附属されています。
  • また、本書の電子版が利用できます。

私は、参考書を一通り読み終えた後は、丸暗記ボードと電子版を繰り返し活用しました。特に丸暗記ボードの赤字部分は過去問で繰り返し出題されている部分です。細かい数字や表は必ず暗記することが合格するための重要なポイントです。

デキビル
デキビル

丸暗記ボードでも特に暗記が難しい部分はスマホで写真を撮り、空いた時間に目を通していました。一週間ほど繰り返せば大抵の苦手部分は克服できると思います。

また、本書に掲載されている過去問は厳選180問のため、確実に合格するためには次の参考書も併用するべきだと思います。実際の問題を解くことは重要です。

筆記試験完全解答(オーム社):(推薦:必須級)

筆記試験では毎年出題ポイントが決まっている問題が多々あります。

この参考書10年分に取り組むと、その部分を把握することが出来ます。11~50問目10年分を繰り返し勉強し、解答できるようになれば試験対策は十分です。出題ポイントを丸暗記ボードを併用することで暗記効率が上がります。

また、本書は、写真をみて選別する問題のサンプル写真が多く掲載されていますので、その部分でもお勧めできます。計算問題の解説もあり、最後に詰め込むことも可能です。計算問題の解答に必要な公式もまとめられています。

デキビル
デキビル

計算問題は公式を覚えれば、意外に解答できる問題が多いです。優先順位は低くていいと思いますが、解きやすい問題は押さえておくといいと思います。

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技能試験対策

参考書

2023年版はこちらです↓↓↓

技能試験はこの参考書1冊で十分合格することが出来ます。本書にて施工条件の読み解き方から完成まで勉強することが出来ます。

技能試験は筆記試験と違い時間との勝負です。事前にどれだけ練習したかどうかが、本番に繋がります。特に複線図は何度も繰り返し、書き込む練習を行うべきです。複線図を書かないで結線や配線の長さを施工しきることは難しいと思います。複線図は5~10分で掛けるようにするのが合格目安です。

個人的な効率の良い勉強方法は、

  1. 本書を使い公表問題ごとの複線図を書き起こせるようにし、
  2. 各部品ごとの施工ルールを守りつつ、時間内に仕上げれるようシミュレーションしておく。

です。

工具(推薦:必須級)

技能試験は時間との勝負です。作業効率を上げるのがこちらの工具です。(特典のハンドブックは2種用・1種用があるので注意してください。)

特にワイヤーストリッパーが優秀です。二電工受験時に使用しましたが、時間が経ち切れ味が落ちていたので再度購入しました。改めて技能試験の必須工具だと感じました。

時間との勝負である技能試験では施工も効率よく行う必要があります。このHOZANワイヤーストリッパーがあれば、配線の長さが測れ、切ることができ、剥ぐ作業も行えます。工具を探したり、持ち替える手間を省くことが出来ます。この工具セットは電気工事士技術試験向けに作られているのでその点も安心できます。

ワイヤーストリッパー

こちらはより線などの配線を剥く工具となります。第一種電気工事士の技能試験では、より線が多く出題されますので準備しておくことをお勧めします。より線がたくさんある公表問題が出題された際は活躍します。使用しててストリップゲージが邪魔になることが多かったので、私はストリップゲージを外した状態で使用しました。

事前シミュレーション(推薦:必須級)

費用を押さえたい方はこちら↓↓↓

技術試験を時間内に完成させるには、試験までに実物のシミュレーションをしておく必要があります。

参考書を読めば各部品ごとの施工ルールを把握することはできますが、実際に触ってみると意外に難しいこともあります。また、実際に組み立てることで出てくる疑問点もあります。

デキビル
デキビル

施工用にプラスする配線の長さの違いを覚えるのに苦労しました。また、シースをはぎ取る長さも覚えるが大変でした。そのあたりは書き起こした複線図をスマホで撮り、繰り返し目を通し対処しました。

1日にたくさんの公表問題をこなすのは大変です。

私は3回が限界でした(指に力が入らなくなっていました)

配線の準備や、完成品の分解等で手が疲れたりします。直前に詰め込もうとすると全ての公表問題に取り組めなかったりするので、筆記試験が終わったら余裕をもって取り組んだほうが良いです。

以上が、第一種電気工事士試験のおすすめ勉強法となります。(注意:購入の際は受験年度が正しいものかご確認ください。)

管理人の試験勉強時間(参考)

  • 筆記試験:二か月ほど(80-100時間くらい)
  • 技能試験:複線図一か月、組み立て一週間

感想:筆記試験は、過去問を繰り返せば出題される分野を把握することが出来ます。その分野をすい~っと参考書を活用し勉強しました。移動先では電子書籍を活用し、家では小冊子の流し読みを繰り返していました。技能試験本番では確認する時間がないほど時間ギリギリでした。やはり工具類の準備や事前シミュレーションを行うことが重要だと思います。

当時の使用参考書

筆記試験

技能試験