用語と単位の組み合わせ
- 輝度:cd/m2
- 光度:cd
- 振動加速度:m/s2
- 振動加速度レベル:dB
- 熱伝導率:W/(m・k)
- 熱伝導抵抗:m2・K/W
- 音圧:Pa
- 音の強さ:W/m2
- 吸音力:m2
- 透過損失:dB
- 熱量:J
- 比熱:kJ/(kg・K)
- 色温度:K
- 立体角:sr
- LCC:ライフサイクルコスト
- LED:発光ダイオード
- BRI:ビル関連病
- CFU:集落形成単位
- MRT:平均放射温度
デキビル
用語と単位の組み合わせは、覚えただけ点数に繋がります。単位一覧のページも活用して暗記に役立ててください。
エアロゾルについて
エアロゾルとは
- 気体中に浮遊する小さな液体や固体と、周囲の気体の混合体のことをいいます。
- 微小なもの(1µm以下)は人体に取り込まれると有害な影響を及ぼすことがあります。
エアロゾル粒子の大きさ
- ウィルス<たばこ煙<細菌<真菌<胞子<花粉<雨粒
- 幾何相当径:定方向径、円等価径
- 物理相当径:光散乱径、電気移動度径、ストークス径、空気力学径
※エアロゾル粒子は複雑な形状の場合が多いため、様々な●●相当径で算出される。
デキビル
エアロゾルの粒子の大きさは重要ポイントです。ウィルスが一番小さく、細菌<真菌は覚えましょう。幾何相当径にあたる定方向径・円等価径以外は、物理相当径になります。少ない方を覚えましょう。
室内気流
空気の流動に関すること
- 天井面に沿った噴流の到達距離は、自由噴流より長くなる。
- 天井面に沿った冷房による吹出し噴流は、速度が小さいと途中で剥離して降下することがある。
- 局所平均空気齢とは、新鮮空気の給気口から任意の点に移動するのにかかる平均時間をいう。
- 外気が給気口から室内の任意の点に移動するのにかかる平均時間を、局所平均空気齢という。
自由噴流について
- 吹出口からの自由噴流は、周囲の空気を巻き込みながら広がる。
- 自由噴流の中心軸速度が一定速度まで低下する距離を到達距離と呼ぶ。
- 自由噴流では、吹き出し口から離れた中心軸速度が、距離に反比例して減衰する領域がある。
- 自由噴流の第3域では、中心軸速度が吹出口からの距離に反比例して減衰する。
- 自由噴流の第1域:吹出速度のまま
- 自由噴流の第2域:距離の平方根に反比例
- 自由噴流の第3域:距離に反比例
- 自由噴流の第4域:0.25m/s以下
吸込気流について
- 吹出の影響は遠方まで及ぶのに対し、吸込みの影響は吸込み口付近に限定される。
- 吸い込み気流の吸い込み速度は、吸込み中心からの距離の2乗に反比例する。
開口部の形状による流量係数について
- 流量係数が最も大きい開口部の形状はベルマウスであり、約1.0である。(通常の窓0.6程度)
置換換気について
- 低温空気は室の底部に滞留する傾向にあり、その傾向を利用した換気方式に置換換気がある。
- 置換換気は、室温よりやや低めの空気を床面付近に低速で供給し、天井面付近で排気する方式である。
ドラフトとは
- 「ドラフト」とは不快な局部気流のことであり、風速、気流変動の大きさ、空気温度の影響を受ける。
- 「コールドドラフト」は、冷たい壁付近などで生じる下降冷気流である。
- 「コールドドラフト」は、冷たい壁付近などで自然対流によって生じ、下降流が原因で生じる事がある。
- 天井中央付近から下向き吹出しの空気調和機では、冷房時に冷気が床面付近に拡散し、室上部に停滞域が生じやすい。
デキビル
吹出速度は距離が離れるほど減衰していきますが、領域により異なります。領域ごとの減衰は覚えましょう。空気の流れは覚えてしまえば得点しやすいです。