都市の環境について
近年の都市部気候傾向
- 気温が高く、二酸化炭素濃度高く、雨雲・雨が多く、汚染物質が多い。
- 湿度低く、年平均風速減少し、雨保水力の減少。
熱容量と温度の変化について
- 水が蒸発すると、その蒸発面は気化熱が奪われ冷える。
- 室温は、屋外の気温やその他の気候要素の影響を受けて変化する。
- 熱容量が大きい材料は、日射熱を蓄熱しやすい。
- 一般的なアスファルト舗装面は、土壌面に比べて熱容量が大きく日射熱を蓄熱しやすい。
- 熱容量の相異なる材料に、同一熱量をそれぞれ与えた場合、同じ容積なら熱容量の大きい方が温まりにくい。
環境・建築物の用語
- ファサード
- 街路や広場などに面する建築物の正面をなす外観をという。
- アルベド
- 任意の面に入射した日射量に対し、その面で反射した日射量の割合をいう。
- 熱帯夜
- 夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上の日をいう。
- スケルトンインフィル建築物
- 建築躯体と設備、内装仕上げ等を分離した工法による建築物である。
- テクスチャ
- 材料の質感、材質感のことである。
- ストリートキャニオン
- 両側を高い建築物で連続的に囲まれた道路空間は、半密閉の空間のようになるため、ストリートキャニオンと呼ぶ。風の弱い日には熱や汚染物質の拡散能力が低い。
- ヒートアイランド現象
- 都市化により、都市の中心部の気温が郊外と比較して高くなる現象をヒートアイランド現象と呼ぶ。
- スプロール現象
- 乱開発により、市街地が広がることをスプロール現象と呼ぶ。
- フレキシビリティ
- 用途、環境等の変化に対して、柔軟に対応し、調整できる性質のこと。
- 間仕切りの変更等
- サスティナブル・ディベロップメント
- 持続可能な開発
- 環境と経済の両立目指す社会概念
- 屋上緑化
- 建築物の屋上部分において樹木、多年草等を植栽すること。
- ラベリング制度
- 環境保全や環境負荷の低減に役立つ商品や取り組みに環境ラベルを付す制度
- コージェネレーション
- 発電により生じる排熱を利用して、冷暖房や給湯等を同時に行うシステム

デキビル
よく出る環境・建築物の用語は重要ポイントです。ストリートキャニオンの汚染物質拡散能力は「低い」が正解です。過去に不適切選択肢として「高い」と出題されました。