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建築物の構造概論

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近年の傾向

近年「建築物の構造概論」が難化傾向にあると感じます。

過去に出題されたことのない問題や、細かい設問が多く出題されます。総合点で合格ラインに到達しても、この科目で悔しい思いをした方も多いと思います。比較的易しい問題も数問でるため、確実に正解したいところです。15問のうち最低6問正解しないといけません。

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都市の環境について

近年の都市部気候傾向

  • 気温が高く、二酸化炭素濃度高く、雨雲・雨が多く、汚染物質が多い。
  • 湿度低く、年平均風速減少し、雨保水力の減少。

熱容量と温度の変化について

  • 水が蒸発すると、その蒸発面は気化熱が奪われ冷える。
  • 室温は、屋外の気温やその他の気候要素の影響を受けて変化する。
  • 熱容量の相異なる材料に、同一熱量をそれぞれ与えた場合、同じ容積なら熱容量の大きい方が温まりにくい
  • 熱容量が大きい材料は、日射熱を蓄熱しやすい(「蓄熱しにくい」は誤りです。2021.9.19修正)

環境・建築物の用語

  • 街路や広場などに面する建築物の正面をなす外観をファサードという。
  • アルベドとは、任意の面に入射した日射量に対し、その面で反射した日射量の割合をいう。
  • 熱帯夜とは、夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上の日をいう。
  • スケルトンインフィル建築物とは、建築躯体と設備、内装仕上げ等を分離した工法による建築物である。
  • テクスチャとは、材料の質感、材質感のことである。
  • 両側を高い建築物で連続的に囲まれた道路空間は、半密閉の空間のようになるため、ストリートキャニオンと呼ぶ。風の弱い日には熱や汚染物質の拡散能力が低い
  • 都市化により、都市の中心部の気温が郊外と比較して高くなる現象をヒートアイランド現象と呼ぶ。
  • 乱開発により、市街地が広がることをスプロール現象と呼ぶ。
デキビル
デキビル

よく出る環境・建築物の用語は重要ポイントです。ストリートキャニオンの汚染物質拡散能力は「低い」が正解です。過去に不適切選択肢として「高い」と出題されました。

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日射について

夏至

  • 日射量(W/㎡):水平面(900)東西面(550)南面(250)
  • 夏至の日の可照時間は、一年を通して最も多い。
  • 夏至の日の晴天において、南向き鉛直壁面の日積算日射受熱量は、札幌のほうが那覇より多い。(緯度が高い方が多い覚え方:ほっかいど

冬至

  • 日射量(W/㎡):南面(750)>水平面(500)>東西面(450)
  • 夏は日射を少なくするために、日射量の少ない南面に大きな窓をつける。
  • 冬は寒いためより多くの日射を受けるよう南面に大きな窓をつける。
  • つまり南面に大きな窓をつけることは、夏に涼しく、冬を暖かく過ごすためである。

夏至・冬至に関する出題例

  • 夏至の日の正午における方位別日射受熱量は、水平面がほかの鉛直面に比べて多い
  • 夏至の日の日積算日射量は、南向き鉛直壁面よりも、東・西向き鉛直壁面のほうが多い
  • 冬至の日において、鉛直壁面が受ける日積算日射量は、南面が多い
  • 南向き鉛直壁面が受ける日積算日射量は、夏至の日より冬至の日のほうが多い

日射について

  • 照り返しの熱量は、照り返し面での日射反射量と、その面での熱放射量とに分けられる。
  • 遮熱性塗料や遮熱性塗装の特徴は、近赤外線の反射率が大きいことにある。
  • コンクリートの日射反射率>樹木の日射反射率
  • 窓のブラインドを室内付けより、外付けにした方が日射による熱取得を小さくできる。
  • 内付けブラインドの日射遮蔽効果は、外付けブラインドに比べて小さい。
  • ルーバは視線や、風、光の方向を調節するもので、開口部などに設ける。
  • 太陽位置は太陽の方位角と高度から求めることができる。
  • 直達日射と天空日射は、短波長放射と呼ばれる。
  • 太陽定数とは、大気圏外において太陽に正対する時の単位面積当たりに入射する放射エネルギーのことをいう。
  • ライトシェルフとは、部屋の奥まで光を導くよう直射日光を反射させる庇(ひさし)である。
  • オーニングとは、窓に取り付ける日除けの一種である。

太陽から放射される可視光線、紫外線、近赤外線について

  • 波長の長さ:赤外線>可視光線>紫外線
  • 周波数の多さ紫外線>可視光線>赤外線
  • 紫外線波長の長さ:(長い)UV-A>UV-B>UV-C(短い)
デキビル
デキビル

紫外線(ドルノ線:UV-B)は、体内でビタミンDを生成する作用があります。