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ねずみ・昆虫等の防除

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防除について

  • 防除は、発生時対策より発生予防対策(発生源対策・侵入防止対策)に重点を置いて実施する。
    • 防除の基本は、餌を絶つこと、巣を作らせないこと、通路を遮断すること。
  • 環境的対策は、特定建築物維持管理権原者のもとで当該区域の管理者が日常的に行う。
  • 防除を効果的に行うためには、吸血被害の聞き取り調査や成虫の発生状況を調査する。
  • ねずみ・昆虫等に対する対策を行った場合は、対象生物の密度調査などにより、その効果について客観性のある評価を行う。

防虫構造・機器の設置

  • 防虫・防鼠構造は、建築物の新築時に設計段階で取り入れるべきせある。
  • 排水槽や汚水槽の通気管は、外部からの成虫の侵入経路となる。
  • 昆虫の屋内侵入防止には、窓などに通常20メッシュより細かい目の網戸を設ける。
  • 走行性昆虫の建築物への侵入防止を図るためには、電撃殺虫機を窓際や出入り口近くにおいてはいけない(侵入経路に誘引してしまうため)
  • 食品を取り扱う場所は電撃殺虫機の設置に向かない(走行性:光に向かう行動)

  • 白色蛍光灯による照明は、高圧ナトリウム灯(黄色)に照明に比べて、昆虫を誘引しやすい。
    • 各種光源の誘引性(対白熱電球比)
      • 捕虫用蛍光灯:13000
      • 高圧水銀灯:260
      • 白色蛍光灯:113
      • 白熱電球:100
      • 虫よけ蛍光灯:49
      • 高圧ナトリウム灯:35
      • 低圧ナトリウム灯:4
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薬剤の安全性について

  • ADI(1日摂取許容量)
    • が一生の間に毎日体内に取り込んでも、安全な1日当たりの摂取薬量のこと。
  • NOAEL(最大無毒性量)
    • 実験動物に長期間にわたって連日投与して、毒性が認められない薬量のこと。

お疲れさまでした。「ねずみ・昆虫等の防除」は以上となります。

適宜、記事内容をより良くしていきますので、また読んでいただけると嬉しいです。

是非、ほかの記事もご参照下さい。

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