清掃機械について
真空掃除機
真空掃除機の種類
- 床移動型真空掃除機
- ドライ型
- ウェット型
- ウェット式は、吸引した汚水が機内の汚水タンクにたまる。
- アップライト型真空掃除機
- アップライト型はカーペットの埃をとるのに適している。
- アップライト型真空掃除機は床を回転ブラシで掃きながら埃を吸引する。
- 携帯型真空掃除機
その他出題点
- 電動ファンにより、機械内部に空気の低圧域を作りホースを通じて埃を吸引する構造
- 高い洗浄度を求められる場所では高性能フィルタ(0.3µm以下の粒子を補足)付きのものを使う。
- コード式が主流(バッテリー式ではない)
- 排気はモーター部を通らない。
床磨き機(スクラバマシン・ポリッシャー)
床磨き機の種類
- 洗剤供給式高速床磨き機
- 超高速床磨き機
- 超高速床磨き機の回転数は毎分1000-3000回転(ドライメンテナンス)
パッドの種類と用途
- 黒、茶:被膜の剥離作業
- 緑:一般洗浄
- 青:表面洗浄
- 赤:スプレーバフ
- 白:ドライバフ
その他出題点
- 凸凹のある床面は研磨粒子のついたブラシをつけて清掃する。(パッドは不適切)
- 1ブラシ式が多い。
- 1ブラシ式の回転数は毎分150-300回転である。
- ブラシは20-50センチ以上のものが多く使われている。(50センチ以上は不適切)
- ブラシは主にシダの茎・ナイロン繊維であるが、ワイヤブラシを用いる場合もある。
- タンク式スクラバマシンは、カーペットのシャンプークリーニングができる。
- 電動機は交流式である。(直流は不適切選択肢)
- 化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。
デキビル
スクラバマシンは1ブラシ式が多く利用されています。3ブラシ式とあれば不適切選択肢です。(過去に出題されました。)
自動床洗浄機
自動床洗浄機の種類
- 自動床洗浄機
- 振動式床研磨機
その他出題点
- 洗剤供給床磨き機と吸収式真空掃除機を結合したもの。(真空式は不適切)
- カーペット床の洗浄用のものもある。
カーペット用洗浄機
洗剤供給式床磨き機
- カーペットパイル上の洗剤がブラシの回転で泡立つ構造。泡は真空掃除機で吸引。
- タフテッドカーペットに適している。
ドライフォーム式(ローラブラシ式)
- 機内で洗浄液を泡立て、縦回転ブラシで洗浄する。(機内であらかじめ洗浄泡を作る。)
- 洗浄液を泡立てるのにパイル擦らないため、パイルを傷つけにくく、柔らかいウールのウィルトンカーペットの洗浄に適している。
エクストラクタ
- ノズルから洗浄液を噴射して直ちに吸引する構造。(泡ではなく、洗浄液で洗浄する。)
- 水分に耐えるカーペットの洗浄に適する。
- エクストラクタは、カーペットのシャンプークリーニング後のすすぎ洗いに使用される。
スチーム洗浄機
- 高温の水蒸気で汚れを分解するため、水分が少なく仕上がりも柔らかい。
- エクストラクタより、清掃後の残留水分量は少ない。
- カーペットのシミ取りにも使われる。