その他の建築物に関する法令について
- 建築物の耐震改修の促進に関する法律における耐震改修とは、地震に対する安全性の向上を目的として、増築、改築、修繕、模様替え若しくは一部の除去又は敷地の整備をすることをいう。
- 高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(以下「バリアフリー法」)でいう建築物特定施設には、出入口、階段、便所がある。
- 建築主は、バリアフリー法における2000㎡以上の特別特定建築物を建築しようとするときは、建築物移動等円滑化基準に適合させなければならない。
バリアフリー法:令和2年の法改正
(バリアフリー法の改正については「国土交通省HP:バリアフリー」より参照。リンク先のバリアフリー法関連情報にて説明会用の詳細な資料も見れます。2021.8.28現在)
駐車場設備について
2021年度試験で突然出題された分野です。
今後も出題されるかわかりませんが解説を作成しました。
駐車場の分類
- 駐車場法の適用施設
- 路上駐車場
- 路外駐車場
- 都市計画駐車場
- 届出駐車場
- その他の駐車場
- 附置義務駐車施設
- 駐車場法の適用を受けない駐車場
- 専用駐車場・車庫
駐車場の設備規制
消火・警報設備の設置基準(消防法)
- 消火器
- 消火設備
- 自動火災報知設備
- 消防機関へ通報する火災報知設備
上記、消火・警報設備について床面積や機械装置の設置等により設置基準・設置要件が示されている。(全部記載すると細かくなりすぎるので省略しています。)
地下駐車場の換気基準(駐車場法)
- 車路・車室は強制換気回数(回/時間)10以上
- 管理諸室のうち居室は給気による全体換気(換気設備技術基準に準拠)
- 危険予知対策として、一酸化炭素・二酸化炭素検知設備の設置
駐車場の保守管理
- 保守管理は清掃が主となる。
- 設備類は機器により、日常点検、定期点検、機器の更新がある。
試験問題出題例
駐車場・駐車施設に該当しないものはどれか。
- 正:路上駐車場
- 正:附置義務駐車場
- 誤:専用駐車場
- 正:都市計画駐車場
- 正:届出駐車場