空調熱源負荷について
- 百貨店やスーパーマーケットの売り場は、特に照明負荷が多い。
- 劇場観客は、特に取り入れ外気量が多く、床面積あたりの空調熱負荷も大きい。
- 病院病室は、床面積あたりの在室者が少なく、空調熱負荷も小さい。
- 人体からの発熱量や照明器具からの発熱量は、暖房負荷計算では、安全側として算定しないことがある。
- 人体負荷には、「顕熱負荷」と「潜熱負荷」がある。
- 熱負荷の大きい順は、熱源負荷>空調機負荷>室内負荷
負荷の種類(熱源負荷、空調機負荷、室内負荷)について
熱源負荷
- ポンプによる負荷(一般的に暖房時には無視する。)
- 配管における負荷
- 装置蓄熱負荷
空調機負荷
- 外気負荷
- 送風機による負荷(一般的に暖房時には無視する。)
- ダクトにおける負荷
室内負荷
- ガラス窓透過日射熱負荷
- 透湿熱負荷
- 透過日射(最大暖房負荷の算定には、透過日射は含めない。)
- 間欠空調における蓄熱負荷
- 隙間風負荷
- 接地床の構造体負荷(一般的に冷房時には無視する。)
空調負荷のうち潜熱に含まれるもの(「潜熱」関係の出題が多いです。)
- 隙間風負荷
- 外気負荷
- 人体負荷
- 内部発熱負荷
熱負荷計算における負荷の種類と設定条件の単位の組み合わせ
- 在来者:人/m2
- 照明:W/m2
- 隙間風:回/h
- 構造体:W/(m2・K)
デキビル
潜熱に含まれるものは出題されます。覚えましょう。冷房時に無視するもの、暖房時に無視するものもよく出題されます。