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空気環境の調整

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光・照明について

  • 光が当たった物体の境界面が平滑な場合、光は反射して光沢となる。
  • 建築化照明は、照明器具を建築物の一部として天井、壁等に組み込んだ照明方式である。
  • 照明器具の不快グレアの程度には、観測者から見た各照明器具の発光部の立体角が影響する。
  • 観測者から見た照明器具の発光部の立体角が大きいほど、照明器具の不快グレアの程度を表すUGRの値は大きくなる。
  • 光色が同じであっても、蛍光ランプとLEDとでは分光分布が異なる。
  • 光色は、色温度が高くなるにしたがって、赤い色から青っぽい白色に変化する。
  • 「電球色の蛍光ランプ」と「昼白色の蛍光ランプ」では昼白色の方が色温度が高い。

天空光について

  • 間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。
  • 曇天の空は、白熱電球より色温度が高い。
  • 天窓は、同じ面積の側窓より多くの光が得られる。
  • 同じ面積の窓から天空光を取り入れる場合、天窓の方が取り入れられる光の量は多い。
  • 太陽高度が等しければ、大気透過率が高いほど地表に到達する直射日光による水平面照度は大きくなる。
  • 演色評価数は、100に近いほど基準光源とのずれが小さい。
  • 演色評価数は、100に近いほど基準光で照らした場合の色に近い色に再現できる。
  • 点光源から発する光による照度は、光源からの距離の2乗に反比例する。
  • 直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線照度にsin h(h:太陽高度)を乗じたものである。
  • 直接昼光率は、直射日光による照度の影響を受けない。
  • 設計用全天空照度は、快晴よりも薄曇りの方が高い。

設計用全天空照度(Lx)

  • 特に明るい日(曇天、雲の多い晴天):50000
  • 明るい日:30000
  • 普通の日:15000
  • 快晴の晴天:10000
  • 暗い日:5000
  • 非常に暗い日:2000

光・照明の用語まとめ

  • 昼光率:全天空照度に対する室内のある点の昼光による照度の比率。
  • 演色性:基準光で照らした場合の色を、どの程度忠実に再現しているかを判断する指標
  • 建築化照明:システム天井照明、コーブ照明、コーニス照明、光天井照明(フロアスタンドは建築化照明ではありません。)
  • 光度(cd):単位立体角当たりの光束
  • 輝度(cd/m2):単位面積あたりの光度(観測方向から見た見かけの面積あたりの光度)
  • 照度(Lx):単位面積あたりに入射する光束
  • 光束(Lm):光の量・光源の明るさ
  • 光度は単位立体角あたりから放出される光束である。光度の単位は、通常、cdと表される。さらに、光度を観測方向から見た、見かけの面積で割った値が輝度である。(黄色の箇所が語句の組み合わせで出題されました。)
デキビル
デキビル

光度、輝度、照度、光束の定義の違いは重要ポイントです。輝度については単位もよく出題されます。用語と単位の組み合わせは、覚えただけ点数に繋がります。単位一覧のページも活用して暗記に役立ててください。

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相対分光分布

  • A:照明用LED
  • B:白熱電球
  • C:北の青空光
デキビル
デキビル

3つの曲線の組み合わせは覚えましょう。

光環境の保守率について

光環境の保守率

  • 保守率は、使用する光源の種類、照明器具の構造等によって左右される。
  • 保守率とは、照明施設をある期間使用した後の「作業面上の平均照度」と「初期照平均照度」との比で表せられる。
  • 周辺環境の清浄度が同じ場合「下面開放型の照明器具」よりも「完全密閉型の照明器具」の方が設計光束維持率が高い。
  • LED照明器具の場合、周辺環境の清浄度が同じであれば「露出形」と「完全密閉形」の設計光束維持率は同じである。
  • 既設の蛍光ランプ用照明器具のランプを直管形LEDランプで代替する場合、適切なランプと照明器具の組み合わせでないと、焼損や火災を招く恐れがある。
  • 照明器具の適正交換の目安は、累積点灯時間30000時間程度としている。

光源の設計光束維持率曲線

  • 光源の設計光束維持率は、点灯時間の経過に伴う光源自体の光束減退などによる照度低下を補償するための係数です。
デキビル
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維持率と照明の組み合わせが出題されます。

照明と点灯姿勢について

  • 「蛍光ランプ」は「白熱電球やHIDランプ」と比べ、周辺温度による光束変動が大きい。
  • 「ハロゲン電球」は一般に蛍光ランプより寿命が短い。
  • 「水銀ランプやメタルハライドランプ」は「白熱電球や蛍光ランプ、高圧ナトリウムランプ」よりも点灯姿勢による影響を受けやすい。
  • 「水銀ランプ」は点灯姿勢の影響を受けやすい。
  • 「高圧ナトリウムランプ」は点灯姿勢の影響を受けにくい。

照明器具の交換について

  • 日本の事務所建築では光源の交換方法として、集団交換方式より、個別交換方式が多い。
  • 照明器具の清掃間隔は、汚れによる照度低下によって損失する照明費をちょうど1回分の清掃費で相殺できる期間が、最も経済的な清掃間隔である。
  • 光源の交換と、清掃の時期を合理的に組み合わせることが、所要照度の維持にとって望ましい。
  • 個別交換方式:不点箇所をその都度、交換する。
  • 個別的集団交換方式:不点箇所をその都度交換し、定期でも全交換する。
  • 集団交換方式:不点箇所はそのままにし、定期で全交換する。
  • 集団的個別交換方式:不点箇所が溜まったら、不点箇所をまとめて交換する。
デキビル
デキビル

交換方式はややこしいですが重要ポイントです。交換方式を混ぜた選択肢が出題されます。

お疲れさまでした。「空気環境の調整」は以上となります。

適宜、記事内容をより良くしていきますので、また読んでいただけると嬉しいです。

是非、ほかの記事もご参照下さい。

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