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空気環境の調整

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環境要素の測定について

温度測定法

ガラス管温度計

  • ガラス製温度計は、気象庁の登録検定機関の検定済みのものを使用する。

バイメタル温度計

  • 温度の測定には、金属の膨張を利用するものがある。
  • バイメタル温度計は、2種類の金属の膨張率の差を利用するものである。

電気抵抗式温度計

  • 金属線が温度によって電気抵抗が変化し、変化量から温度を求める。
  • サーミスタ温度計は、電気抵抗の変化を利用するものである。(抵抗温度計の一種)

相対湿度測定法

  • 相対湿度の測定には、乾湿球温度から水蒸気圧を求める方法がある。

電気抵抗湿度計

  • 電気抵抗式湿度計は、感湿部の電気抵抗が吸湿、脱湿によって変化することを利用している。

アウグスト乾湿計

  • アウグスト乾湿計の乾球温度は、一般に湿球温度より高い値を示す

自記毛髪湿度計

  • 相対湿度の測定には、毛髪などの伸縮を利用するものがある。
  • 自記毛髪湿度計は、振動の多い場所での使用は避けるべきである。

アスマン通風乾湿計

  • アスマン通風乾湿計の湿球温度は、一般に乾球温度より低い値を示す。
  • アスマン通風乾湿計の乾球温度は、一般に湿球温度より高い値を示す。
  • アスマン通風乾湿計は、周囲気流及び熱放射の影響を防ぐ構造となっている。

熱放射測定法

グローブ温度計

  • グローブ温度計は、室内気流速度が小さくなるにつれ、平均放射温度に近づく傾向になる。
  • グローブ温度計の値は、平均放射温度(MRT)と比例する関係にある。
  • グローブ温度計は、熱放射の測定に用いられるもので気流の影響を受ける。
  • グローブ温度計は、気流変動の激しいところでの測定には向かない。
  • グローブ温度計の示度が安定するまでには、15-20分間を要する。

気流測定法

  • ピトー管におる風速測定では、ベルヌーイの式を用いて流速を算出する。
  • 超音波風速計は、超音波の到着時間と気流との関係を利用している。

熱式風速計(熱線風速計)

  • 熱線風速計は、「定電圧式」と「低温度式」がある。
  • 熱線風速計は、電流を通じて加熱された白金線などから気流に奪われる熱量が風速に関係する原理を利用している。
  • 熱式風速計は、白金線などから気流に奪われる熱量が風速に関係する原理を利用している。
  • 熱式風速計は、長時間使用していると指示値に誤差が生じる事があるので定期的に較正する必要がある。

以前は「熱線式風速計」と呼ばれていましたが、”線”以外の発熱体も利用されるため「熱式風速計」と呼ばれることが多くなっています。ビル管試験では「熱線風速計」「熱式風速計」の表記で出題されてきました。当サイトは試験の選択肢そのままで掲載しています。

デキビル
デキビル

計測器の各特長は重要ポイントです。太字の部分は出題されます。