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空気環境の調整

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空気調和機の吹き出し口について

  • 軸流吹出口には、グリル型がある。
  • 軸流吹出口は、誘引比が小さいため到達距離が長いのが特徴である。
  • ノズル吹出口(軸流吹出口)は、誘引比が小さく到達距離が長いのが特徴である。
  • ふく流吹出口は、他の吹出口に比べて誘引効果が高く、均一度の高い温度分布が得られる。
  • 線状吹出口は、ペリメータ負荷処理用として窓傍に設置されることが多い。
  • 線状吹出口は、周囲空気の誘引比が高く、均一な温度分布になりやすい。
  • 面状吹出口には、多孔パネル型、天井パネル型がある。
  • 面状吹出口は、天井板に細孔をあけた有孔天井を用いて、吹出空気を天井全面から微風速で吹き出す方式である。
  • 吸込み気流は、吸込み中心からの距離の2乗に反比例する。
  • 吸込み口の吸込み気流には、吹出気流のような指向性がない。

吹出口の種類

  • ノズル型は軸流吹出口に分類される。
  • グリル型は、軸流吹出口に分類される。
  • アネモ型は、ふく流吹出口に分類される。
  • パン型は、ふく流吹出口に分類される。
  • 天井パネル型は、面状吹出口に分類される。
デキビル
デキビル

吹出の分類は重要ポイントです。ふく流吹出口は誘引効果が高く、均一度の高い温度分布が得られます。ビルや商業施設でみられる吹出口です。

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空気調和機の維持管理について

空調機内の細菌・真菌・微生物

  • 空気調和機内の細菌・真菌は、冷房期、暖房機ともに生息している。
  • 還気ダクト内粉塵中の細菌量は、一般に給気ダクト内と比較して多い。
  • 空気調和機用ダクトの内の粉塵中の細菌・真菌の量は還気ダクトの方が給気ダクトより多い。
  • 冷却水系のレジオネラ属菌の増殖を抑制するには、化学的洗浄と殺菌剤添加を併用するのが望ましい。
  • スライム防止、レジオネラ属菌対策、腐食防止効果を持つ多機能型薬剤は、連続的に注入するのが効果的である。
  • 空気調和・換気設備に関連する健康障害は、微生物によるものがあり、ビル関連病(BRI)に代表される。

空調機の点検・清掃

  • 空気調和設備の空気搬送系では、使用年数につれダクト内部の清掃を考慮する必要がある。
  • 建築物環境衛生管理基準に基づき、空気調和設備内に設けられた排水受けは、1か月以内ごとに1回、定期に汚れ及び閉塞の状況を点検する。
  • 建築物環境衛生管理基準に基づき、加湿装置は使用開始時及び使用期間中の1か月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検する。
  • 建築物環境衛生管理基準に基づき、冷却塔の清掃は、1年以内ごとに1回定期に行う。

空気調和機の配管の種類

  • 氷蓄熱用不凍液配管:-10~-5℃
  • 冷水配管:5~10℃
  • 冷却水配管:20~40℃
  • 高温水配管:120~180℃
  • 低圧蒸気配管:0.1MPa未満
  • 高圧蒸気配管:0.1MPa以上
デキビル
デキビル

低圧蒸気配管、高圧蒸気配管の出題が多いです。0.1MPa以上なのに低圧蒸気配管とあれば不適切です。未満・以上に注意しましょう。